『KUKURU』で育むオリックス・ビジネスセンター沖縄の魅力〜琉球frogs16期協賛企業インタビュー〜
今年で16年目を迎えた琉球frogs。
琉球frogs16期の活動を支援してくださっている協賛企業さまの取り組みや協賛に対する思いなどを多くの学生に知ってもらいたく、インタビューを行いました。
今回はオリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社の金城さんのインタビュー記事です。
人の温かさと挑戦の文化〜金城さんが語るオリックス・ビジネスセンター沖縄で働く魅力〜
ーー本日はインタビューよろしくお願いいたします。まず初めに金城さんの自己紹介をお願いいたします。
私は2018年4月に新卒で入社して、今年で入社6年目になります。
はじめは「生命沖縄コールチーム」という部署に配属されまして、保険代理店や法人、個人のお客さまからの生命保険に関する電話でのお問い合わせを担当していました。
そして2020年11月、現在の「システムヘルプデスクチーム」に異動しました。
システムヘルプデスクチームは、オリックスグループ役職員からのシステム関連の問い合わせ対応や、PCサポート、PC手配、ID管理、共有フォルダ申請などの業務を担当しています。
私は主に、オリックスグループ役職員が使用するパソコンや周辺機器の手配、関連する申請書の処理などを行っています。
ーー金城さんがオリックス・ビジネスセンター沖縄への入社を決めた理由は何でしょうか?
就職活動をしていた際に、何度かオリックス・ビジネスセンター沖縄の企業説明を聞く機会がありました。
特に魅力を感じたのが、オリックスグループ各社から受託している業務を通じて、さまざまな業種の仕事に触れ、幅広い経験を積める点でした。
私は、入社当初は生命保険に関する電話対応をしていましたが、現在のシステムヘルプデスクチームでは全く違う業務を行っています。1つの会社にいながら、さまざまな分野のスキルを身につけられるのは、入社前に感じたとおりの大きな魅力だと思っています。
ーー6年間働いてきた中で、特に魅力を感じている点はどんなところですか?
先ほどもお話ししたように、1つの会社にいながら、いろんな業種を経験できる点が大きいです。
そして、「人の温かさ」をすごく感じます。
社員同士の雰囲気がとても良いし、人当たりの良さを実感する場面も多いですね。
また、入社1年目からでも、自分の意見を発信できる場が設けられているのも魅力だと思います。
ちょっとした改善提案でもしっかり聞いてもらえる環境があるのは、本当にありがたいと感じています。
ーー大企業で働いているからこそ感じる働きがいなどありますか?
私自身は、大きな組織の一員として働いているという感覚よりも、配属部署や自身の役割にフォーカスして働いているという実感があります。
システムヘルプデスクチームはIT関連の業務を担当しているので、新しいシステムやデジタルソリューションに触れる機会が多いです。
テストを実施して、その結果をもとにオリックス・ビジネスセンター沖縄全体の業務改善を行ったり、グループ会社へその成果を還元することができるんです。
このように、新しいことに挑戦できる機会がしっかりあるのは、とても魅力的だと感じています。
ーーオリックス・ビジネスセンター沖縄は女性が働きやすく、活躍しやすい環境なのかなと感じるのですが、実際のところはいかがでしょうか?
確かに女性がとても多い会社で、従業員の女性割合は9割、管理職の女性割合も8割を超えています。さまざまな制度が充実しているので、それが働きやすさにつながり、女性も長く働ける環境が作られているのではないでしょうか。
そのような当社の取り組みが認められて、九州・沖縄の企業として初めて「プラチナえるぼし*」の認定を取得しています。女性だけが優遇されているわけではなく、性別にとらわれないマネジメントが行われているように感じています。
オリックス・ビジネスセンター沖縄の制度の詳細はこちら
*プラチナえるぼし認定についてはこちらhttps://www.orix.co.jp/obco/topics/topics20220930.html
文系からIT業務のリーダーへ
ーー先ほどおっしゃっていたように、以前は生命保険に関わる業務を担当されていて、現在はIT関連の業務をされているとのことですが、その業務内容の変化についてもお聞きしたいです。
それまでとは全く違う業務への異動であり、最初は戸惑いもありました。
また、ITが得意というわけでもなく、異動した当初は、まるで他の会社に就職したかのような気持ちでした。
しかし、必要なスキルは研修を通じてしっかりと学べる環境が整っていましたし、新しいことを学びながら業務に取り組むことができました。
また、システムヘルプデスクチームに異動してから働き方も大きく変わり、新鮮な気持ちで業務に取り組んでいましたね。
以前の部署では、シフト制で土曜日の出勤などもあったのですが、システムヘルプデスクチームでは平日のみの勤務になったことや、在宅勤務やフレックス勤務などの制度も利用するようになりました。
ーーちなみに、金城さんの大学での専攻は何だったのでしょうか?
心理カウンセリングです!
ーーそうなんですね!現在はIT関連の業務を担当されているとのことですが、文系出身でも、そういった理系関係の仕事に挑戦できる環境があるのか、ぜひ教えていただきたいです。
私は文系出身ですが、業務に必要な知識やスキルを身につけながら成長できる環境が整っているので、特にハードルを感じたことはありませんでした。
また、ITに関する資格取得が部署内で推奨されていて、資格取得に向けて取り組む時間も設けられています。
ーーとても素晴らしい環境ですね!
次の質問なんですが、新卒入社6年目でリーダー職に就かれた過程や、なぜリーダー職に挑戦できたのか、詳しく教えていただけますか?
システムヘルプデスクチームに異動して2年目くらいから、SV(スーパーバイザー ※1)のサポートを任されるようになり、業務の進捗管理も担当するようになりました。
※1 SV(スーパーバイザー) ・・・ 特定の業務の管理・監督をする立場にある役職の名称
ある時、私が担当していた業務のリーダーとSVの方が、同時期に異動や産休に入ることになりました。
当時のメンバーの中で私が最も経験がある立場だったので、私がリーダーの一部業務やSVの業務を引き継ぐことになったんです。
急なことだったので準備不足もありましたが、周りの方にサポートしていただきながら、リーダーやSVの動きを見て学んできたことを参考にしながら進めていき、2024年5月にリーダーへ昇格することになりました。
ーーリーダー職に就いて、何か課題に感じていることがあれば教えてください。
リーダーとしての責任と成長を両立させることが今の課題です。
リーダーになった当初、実業務に加えて、リーダーとしての管理業務も並行して進める必要があり、業務のスケジュールを管理することが難しくなることが多かったです。
他のリーダーの方から管理業務の進め方を教えてもらいながら、自身が担当していた実業務は他のメンバーに引き継ぐなど、少しずつ業務を分散させる形で対応しました。
また、システムヘルプデスクチームは、デジタル推進部という部門に属しています。デジタル推進部には、私よりも知見や経験が豊富な方々が多く、特にシステムやITに関する知識では学ぶべきことがまだたくさんあります。
不明点が出た際にはすぐに確認し、さまざまなことを吸収しながら日々業務に取り組んでいる段階です。
ーー現在、金城さんが仕事をする上で大切にしている考え方や心がけていることがあれば教えてください。
リーダーとして意識しているのは、業務改善や効率化に積極的に取り組むことです。
当社は業務の改善や改革に力を入れていますが、システムヘルプデスクチームでも、日々、部署内での業務改善を進めています。
リーダーになる前は、自分の仕事に対して「こうすれば作業がもっと早くなるのに。」と感じた点を改善するようにしていました。
しかし、リーダーになってからは、全体のパフォーマンスを見ながら改善点を探るようにしています。
具体的には、メンバーの業務の処理時間やパフォーマンスのデータを基に、業務改善のアイデアを考えたり、業務の効率化を図ったりしています。
単に自分の仕事を改善するだけでなく、チーム全体のパフォーマンスを底上げすることを意識しながら日々取り組んでいます。
共通の価値観『KUKURU』でつながる職場
ーー金城さんが感じる、オリックス・ビジネスセンター沖縄が特に魅力的だと思うポイントがあればお聞きしたいです。
オリックス・ビジネスセンター沖縄には たくさんの社内プロジェクトがあるのですが、そこに若手社員も積極的に巻き込む風土があります。
若手社員もベテラン社員も、みんなで改革や改善を進めていくというイメージですね。
時には季節のイベントを盛り上げるプロジェクトも組まれて、みんな一緒になって楽しむんですよ!
こういう場があることで、仕事以外でも社員同士が繋がれるのは魅力だと思います。
それから、オリックス・ビジネスセンター沖縄には「KUKURU(※2)」という共通の価値観があります。オリックス・ビジネスセンター沖縄のDNAみたいなもので、設立当初から受け継がれている価値観です。
KUKURUをテーマにした座談会が開かれたり、KUKURUにまつわるエピソードを冊子にまとめたりと、KUKURUを共有する機会もあります。
会社から押し付けられているのではなく、社員同士が共感しながら広まっていくのも、いいところだなと感じています。
また、多様な働き方ができる制度があって、それが当たり前の環境になっているのも、KUKURUの価値観に通じているのかなと思いますね。
(※2)「KUKURU」についてはこちら
ーー最後に、今ご支援いただいている琉球frogsの学生のように何か新しいことに挑戦したいと考えている学生に向けてアドバイスをお願いします。
学生の皆さんへのアドバイスとしては、「挑戦することを恐れないでほしい」ということです。
私もリーダー職に就いてから、新しいことに挑戦する機会がたくさんあります。
もちろん、不安を感じることも多いのですが、「なんとかなるかな」という気持ちで一歩踏み出すようにしています。この気持ちを大切にしながら、これからも新しいことにどんどん挑戦していきたいと思っています。
特に、現在のシステムヘルプデスクチームでは、デジタルソリューションを活用した業務改善や改革に力を入れているので、そういった取り組みにも積極的に参加し、自分の成長と部署への貢献を両立していきたいですね。
私自身、大学時代を振り返ると、新しいことに挑戦する機会をもっと生かせたのではないかと感じることがあります。
学生生活は、挑戦のチャンスがたくさんある貴重な時間です。
もちろん、不安を感じたり、挑戦が大きな壁に見えてしまったりすることもあると思います。
でも、その壁は、実際にやってみると案外低かったりするものです。
最初は、「これって自分にできるのかな」とか、「大変そうだな」と思っても、いざ始めてみると「意外と簡単にできたな」と感じることも多いです。
だからこそ、ぜひ勇気を出して、一歩踏み出してみてください。
怖がらずに挑戦することで、きっと新しい自分を発見できるはずです。
ーー金城さん、貴重なお話をありがとうございました!
琉球frogs16期による最終成果報告会を実施します!
当日は5組のチームが社会課題を解決するビジネスプランを発表予定です。
学生たちの本気の挑戦をぜひみにきてください🔥
参加申込は上記バナーより!
【琉球frogs LEAP DAY(最終成果報告会)】
場所:沖縄県立図書館(オンライン配信もあります)
日時:11月29日(金)13:00〜17:30
参加費:無料
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